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日本の中の朝鮮文化

2020.05.12.Tue.11:21
【7days Book Cover Challenge 】
7日連続して、自分の好きな本のカバーをアップ。
1日目 

1974年 高校時代 修学旅行で初めて京都奈良を訪れた。
進学校の劣等生の私は、日々苦痛に耐え怠惰な生活を送っていた。
が、この時訪れた奈良は高校時代最大の衝撃だった。
日本人の原風景のはずの奈良・明日香村・中宮寺の弥勒菩薩・法隆寺の百済観音像にすっかり魂を鷲掴みにされてしまった。
底知れぬ歴史を秘めた微笑の仏達。
生まれて初めての衝撃だった。

が、その後の受験戦争 マンモス大学での空虚な学生生活 結婚 出産 資格試験 仕事とあの時の衝撃に向き合う暇もなかった。
2000年 私は突然 韓国に行くことになった。長男の入学した高校が韓国の高校と交流があり、親同士もPTAで事前に交流旅行をすることになっていた。校長の講演会を聴講に行った夫が勝手に申し込んでしまったのだ。
その時私が云った言葉を今でも覚えている。
「韓国なんて一番興味ないわ。行くならイギリスよ。」当時 リンボー先生シリーズを眠る前に読むのが 唯一の生きがいだったのだ。
が、せっかく行くなら事前学習しようと、戸田書店にいった二冊の文庫本を買った。
茨木のり子の「ハングルへの旅」と金達寿(キムタルス)の「日本の中の朝鮮文化」だった。
この二冊で 人生開眼。
本棚の本が ガラリと入れ替わった。
それ以降 恋愛小説 ベストセラー本 が本棚に並ぶことはなくなった。
そして、今までの受験用の歴史ではなく 京都大学系の反権利の本当の歴史学者と出会って韓来文化に魅かれ続けている。(かなり、独断と偏見に満ちた表現です。)
そのきっかけになった金達寿は、亡き父親の本棚にも並んでいた。
中国韓国台湾をこよなく愛して旅していた父親も金達寿を愛読していたようだ。



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