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上賀茂神社と下鴨神社①

2017.01.12.Thu.09:38
嘘みたいな本当の歴史話⑯
皆さん、京都の北部に上賀茂神社と下鴨神社と呼ばれる神社があります。上賀茂神社は北区に鎮座しており正式名称を「賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)」と言い、下賀茂神社は左京区に鎮座しており正式名称を「賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)」と言います。今日はこの賀茂神社両社のお話をしたいと思います。
さて、上賀茂神社と下鴨神社は元々上賀茂神社1社でしたが、8世紀ごろに下鴨神社が後から創建されました。この両社は賀茂氏一族の氏神として祀られましたが、元々は新羅系渡来氏族の秦氏が祀った神社で、それを加茂氏一族に譲ったと言う記録があります。秦氏一族の婿として加茂氏一族が婚姻関係を結び、両氏族は密接な関係にあったそうです。では、この加茂氏一族とはどんな一族なんでしょう?
賀茂御祖神社(下鴨神社)の祭神は「賀茂建角身命 (かもたけつぬみのみこと)」ですが、賀茂氏一族の祖神であり、三本足のからす「八咫烏(やたがらす)」はこの神様なんです。この八咫烏はサッカー日本代表のシンボルマークにもなっており、その為か下賀茂神社の糺の森(ただすのもり)にある河合神社内の「任部社(とうべのやしろ)」には八咫烏が祀られており、有名選手のサイン入りサッカーボールがいくつも奉納されております。
八咫烏、ご存知の方は多くいらっしゃると思いますが、高句麗の古墳壁画や、王冠の透かしにも描かれたりしておりますね。八咫烏は、高句麗の製鉄氏族のシンボルであり、神として崇めていたと言われております。この高句麗の製鉄氏族は鉄の炉を見る時、熱気と閃光から目を守るため、いつも片目でのぞいていたそうです。それを高句麗の言葉で「カナムリ(一目)」と言いました。この「カナムリ」達は、段々と朝鮮半島を南下して伽耶国まで行きつき日本に渡ります。その渡来人一族が、賀茂氏一族だと言われております。そう、「賀茂」とは「カナムリ」が転訛した言葉、つまり「賀茂」の語源は、高句麗語の一目「カナムリ」だったんです。
日本で製鉄の神と言えば、蹈鞴(タタラ)神ですね。蹈鞴は製鉄を意味し、それは多々羅とも言われ、伽耶諸国を言う多羅の神でもあります。そしてこの神様の正体は「天目一箇神(あめのまひとつのかみ)」で、読んで字の如く炉を除く時に片眼をつむる様子を現した神様なんです。この神様は地方で呼び名が幾つもあり、映画「もののけ姫」に出てくる「だいだらぼっち」や「でーだらぼっち」そして「韋夜神(だんだらぼっち)」とも言われております。実は最後の「韋夜神(だんだらぼっち)」、色々と調べてみると、「賀茂大神(かもだいじん)」と同一神ではないかと言われております。そう、賀茂氏一族が祀った「加茂神社」の神様なんです。つまり加茂氏一族の神様と多羅の神様、そして八咫烏は、製鉄の同じ神様だったんですね。
最後に、京都の銘菓に「八つ橋」がありますが、あれは金属に関連しているってご存知ですか?八つ橋は金の延べ棒を模したお菓子だそうです。渡来人との関係は不明ですが、製鉄に関連する菓子なんですね。実に面白い!!
いかがでしたか今日の上賀茂神社、下鴨神社のお話。
信じるも信じないもあなた次第!!
では、また次回・・・


下賀茂神社の中門
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下賀茂神社拝殿
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下賀茂神社鳥居
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下賀茂神社楼門
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下賀茂神社糺の森にある河合神社の由来書
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